黒澤明とトムクルーズの間には、小津安二郎がいる。
小津安二郎は黒澤明を権威としての黒澤明から解放して、映画監督としてよみがえらせたが。小津安二郎も当時は権威でしかなかった。
権威が失われてしまった現在において、有力なのはトムクルーズということになるが、これもクリントイーストウッドが一時は権威であったことと関係している。
そもそも権威は私に自信を与えてくれるのか、それとも自尊心をあたえてくれるのか。自信と自尊心は何が違うのか、根拠のない自信はレトリックなのか、そもそもそれが自信なのか、生まれたての赤ん坊に自信や自尊心はあるのか?
いや、過去は消せない。。。。一時的に忘れることはできるけど、消せない。だから許すことにした。これも難しいことだけれど、その決意は自分の心を楽にしてくれた。
ハリウッドと日本映画の関係は、戦前から続くアメリカの影響力を表していると思うけど、事故原発は未来への責任だ。という決意だけはあるものの、具体的にどう動けばいいのか、それはわからないし、考える気もいまは特にないのだ。まあ、情報収集はするかな。後は寄付くらい。
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